-設計者より-
昭和に整備された市内の住宅地に位置します。
前面の狭い道路巾に対し、周囲への圧迫感を少なくするため駐車と菜園のスペースを前面に配置しました。
1階屋根の高さを低くすることと、さらに玄関周りを包みこむように外壁の仕上げをレッドウッドとし、素材の経年の変化や質感を感じられるポーチとしました。
1階は玄関からクロークを経て、一直線に洗濯浴室へ向かい、ぐるっと各所につながる回遊動線を多くすることでストレスの少ない間取りとしています。
2階は日差し・山々への眺望を取り入れるため、南・東に大きな窓を設け、風の通りに対しては全窓と内部建具を調整できるようにしました。