家は、四角や直線で構成されている場合が多いです。
畳、窓、扉…、長方形や正方形でできています。
建築資材が直線や四角でできていて、それを使ってつくる建物、家は四角や直線が基本となります。
ダイニングテーブルやソファ、本棚などの家具も同じく、四角い形のものが多いですね。
人間は「まる」という形、文字に、「角がない」「円満」「丸くおさまる」など、穏やか、平和を見出します。
「まるい」の意味を改めて辞書で調べてみると
1.円または球の形をしている。
2.物に角 (かど) がない。また、曲線を描いている。
3.かどかどしくなく、穏やかである。
「丸い」は球のようなまるで、「円い」は円のようなまる、ということもできるようです。
株式会社カヤノの新光町のモデルハウス『Concept House』にはシンボル的な場所があります。
「ラウンドリビング」と呼ばれるスペースです。
ラウンド(丸い)リビングはぐるりと窓が囲み太陽の光にあわせて一日中光が入る明るい空間。
一日の中で流れる方向が変わる風もまた、どこからでも取り込むことができます。
ソファに腰かけた人の視線は円の中心に集まり、座っている人どおし、なんとなく視線が合わさって、別々のことをしていてもひとつの空間にいる感じがして、落ち着きます。
上で紹介した『コンセプトハウス』のようなラウンドリビングのある家もモデルハウスをご覧いただいて気に入っていただいたお客様に何軒もお建ていただいておりますので、新潟市内を車で走っていて見かけておられる方もあると思います。
丸い空間を家の中に持ち込みたい、思ったときに丸いテーブルを置いた空間をつくる、という考え方もあります。
現在公開中のマンションをフルリノベーションしたモデルルームに、丸型のダイニングテーブルをディスプレイしています。
空間の中に丸いテーブルがあるとやわらかい雰囲気になります。
丸という形は、始まりと終わりがないので、心理的に安心や幸福を感じる形と言われています。
丸テーブルの場合、どこに座った人とも向かい合うことができて様子もよくわかりますし話もしやすいです。
写真のように4人分の椅子を置いてちょうどのサイズですが、座る人数が増えれば丸椅子などを追加して、大勢でテーブルを囲むこともできます。
クロワッサンの店でも取り扱っている国産の木材にこだわったものづくりをされているオークヴィレッジには、Mori:to丸テーブル(\220,000)という商品があります。
直径110cm。
2人~4人で使いやすく広すぎず、狭すぎず、のサイズです。
天板と脚は組み立て式になっていますので、場所を移動したり使わないときに仕舞ったりするのも簡単にできます。
小さなお子様のいらっしゃるご家庭では角のない丸テーブルは、頭や顔をぶつけて怪我をしてしまうリスクを軽減できるというよさもあります。
もちろん大人でも、角に脚をゴツンとぶつけてしまう心配もありませんので安心してご使用いただける形です。
直径110cmの丸テーブルを置いて座るためには、210cm×210cmのスペースが必要と言われています。
ほぼ同じ表面積の140cm×80cmの長方形のテーブルを置いた場合は、180cm×140cm必要。
床面積としては、丸テーブルの方が余裕を持たないと使いづらい、ということになりますが、丸いテーブルを暮らしに取り入れる、もよいかもしれません。
オークヴィレッジの小型家具は店内に展示のないものもお取り寄せ可能です。
店のスタッフにお声がけください。