カヤノでは新築とともに、戸建てやマンションの増改築、リフォームもさせていただいております。
リフォームでは壁紙を張り替えるだけで、部屋の中が明るくなり、イメージも刷新できます。
間仕切りの建具や壁を取り除いて2部屋だったところを1部屋にすると、窓からの景色の見え方が変わったり、部屋の中を動きやすくなって使い勝手がよくなったり、それぞれのお宅の住まい方に合わせたご提案を行っております。
今回は、『収納量を増やしたい』『あちこちに分散しているものを一カ所にまとめたい』というご要望を叶えた例をご紹介します。
く収納が少なくて…。
マンションにお住いの方からよくお聞きします。
住む方が決まっていない状態で設計されるマンションの間取り。
収納スペースがないわけではないのですが、ご自身たちにとっては、スペースが十分でなかったり、サイズや場所が適切でなかったり、何かと不満をかかえておられる方が多いようです。
『リビングをすっきりさせられるように、収納スペースをつくりたい』というご相談を受けました。
マンションの場合、梁や柱の出っ張りが部屋の中に出てくることが多く、こちらのお宅も壁や天井に梁や、窓側の天井にはカーテンレールを埋め込むためのスペースがありました。
ピアノはご実家に移動する、というお話でしたので、壁面のスペースに合わせた造作家具のご提案をさせていただきました。
壁に現れていた梁は、上部の家具の背面になって隠れました。
窓側の天井の梁の形状に合わせて上巾木の取り付けを調整しています。
マンションのコンクリートの壁には、家具の背板部分からビスで固定するような取り付け方ができないので、他の部分で荷重を支えるように考え取り付けていきました。
真ん中のオープンなスペースは、季節のものを飾ったりできます。
窓側の壁にはコンセントがありましたので、抜き差しができるように右端にはオープンスペースがあります。
テレビボードを置き、その隣に勉強スペースをつくられていましたが、お子さまのご入学のタイミングに合わせて、お部屋をご用意されるということで、その部屋に置いておられたものや分散して収納していたものを集中的に収納したいとのことでした。
テレビの位置は以前よりも少し窓側に移動させ、将来もう一回り大きいテレビに替えられても対応できるサイズに開口を設けました。
デッキ等をいれる棚の奥にコンセントを設け、配線が見えにくいようにしました。
マンションではエレベーターで運び込めるサイズであることというのも大切です。
天板のサイズも分割し、箱もいくつかに分割して、現地で施工しています。
壁紙もホワイトからダークグレーに変え、家具も引き立っています。
エアコン下の梁が出ている厚み部分に収まるよう、ピクチャーレールも設置しています。
絵やカレンダーなどを吊り下げることができます。
専門書などの大型の書籍をたくさんお持ちの方のご依頼で、飾るスペースと本棚を合わせた収納をおつくりした例です。
詳しくは 本5000冊の収納・CD4000枚の収納 の記事をご覧ください。
フルリノベーションで間取りをつくりかえたお宅の例です。
もともとは奥に見えている襖が手前にあり(写真では襖を外して奥の壁に立てかけてあります)、壁と襖で部屋を仕切れるようになっていましたが、この間の壁を取り除き、オープンな空間にしました。
すると、どうでしょう。
窓からの景色をこんなに楽しめ、明るく、広々とした空間に生まれ変わりました。
テレビを置くスペースとオープンな収納。
住まわれる方のセンスが活かせる空間が完成しました。
住まいの不満を解決したい、家族の変化に合わせて間取りを変えたい、心機一転したい、などリフォームをお考えになるきっかけはさまざまだと思います。
お気軽にご相談ください。
上大川前モデルハウス(Conserve House)も、土日・祝日、AM10:00~PM5:00オープンしております。