こんにちは。
住宅ライフスタイル事業部の江花です。
これからの寒い時期、お家で過ごす時間が長くなると思います。
結露や乾燥・ウイルス対策にも本当は窓を開けたほうが良いのですが、
せっかく温めた空気をなぜ逃がさなければ…と寒い時期はどうしても気が引けます。
目次
最近の家は断熱性能や気密性能が高いというメリットの反面、
換気をしてあげなければ自然に空気が動かず、
生活しているうちにどんどん空気は汚れていってしまいます。
そこで今の建築基準法ではほとんどの建物に、
24時間常に換気できる設備を取り入れることが義務付けられています。
この換気の方法もいくつかありますが、
カヤノの新築住宅では「第一種換気」というシステムを使っています。
給気も排気も機械でコントロールしてあげることで、
気密性能が高い家で効率よく換気できると共にエネルギーロスも小さくできるのが
この「第一種換気」の特徴です。
ただどんな換気の設備であっても、
定期的なお手入れをすることでその効果を発揮しますので、
しばらく何もしていないな…という場合はぜひ一度自分でできるメンテナンスをしてみましょう。
カヤノの新築住宅で使っている24時間換気システムを例にお手入れの紹介です。
排気フィルターは室内の空気を排気する際に通るフィルターなので、
室内のほこりなどがここに集まります。
ここのお手入れ方法は…掃除機で吸うだけ!
普段のお掃除はこれだけでOKです。簡単!
フィルターの汚れが目立つ際は、カバーを外して水洗いをするとよりきれいになります!
カバーを開けると中身はこんな感じです。
写真上側のグレーのユニットが給気清浄フィルターです。
続いてこちらは外からの空気を吸気する際に通るフィルターです。
大きい塵やほこりを取り除いてくれるほか、虫が室内に入らないようになっています。
こちらの掃除は少し注意が必要です!
外からの空気をろ過している分、
大きいごみやほこり、虫が入っていることが多いのでゴミ袋のご用意をしましょう。
交通量が多い地域などは結構フィルターが真っ黒になっていることも。
こちらも掃除機で大きいごみを取り除いたら、
フィルターは水洗いできれいさっぱりにするのがおすすめです。
熱交換素子は外からの給気と室内からの排気を熱交換し、
エネルギーロスを少なくする部品です。
この部品自体はフィルターを通った空気が通るのでほこりがたくさん集まることはないのですが、年1回位、表面についた埃を掃除機で取り除き、拭き掃除で完了です。
熱交換素子は熱交換の大切な部品なので、カバーを外さないようにご注意ください。
給気清浄フィルターは給気から微粒子を取り除き、室内に入ってくる空気を
よりきれいにする為のフィルターです。
こちらは非常に目が細かいので、メンテナンスとしてはフィルター交換になります。
2年に1回程度、フィルターを新しくしてあげることで室内の空気を清浄に保ちます。
以上が簡単にできる24時間換気システムのセルフメンテナンスです!
こんな風に実は4つのステップで簡単にできます。
しばらくお手入れはしていないなあという方は、ぜひお試しください!