こんにちは。
クロワッサンの店の岩野です。
本日店頭に新刊の雑誌クロワッサンが入ってまいりました。
今回は、お酒を楽しむ夏の絶品おつまみについての特集です。
ワインの基礎知識についても特集が組まれています。
レシピも作ってみたくなる内容です。
是非ご覧になってください。
私が最近飲んで美味しかったと白ワインです。
Torrefavale(トッレファヴァーレ)2017(白) ¥4,180税込
品種:グレーコ
標高600mのサンパオリーナと呼ばれる丘の頂上部分にある1ヘクタールに満たない小さな区画。1700年代からグレーコが栽培されていたことが古文書で確認されている歴史的な土地でもあり、今は使われることのなくなった採掘所のトンネルの換気塔ファヴァーレが今はこの場所のシンボルになっている。この畑のグレーコの
樹齢は25年ほどでアンジェロの畑の中で最も古い。収穫後、除梗をしないで房ごと柔らかくプレスを行い、2時間ほどのマセレーション、圧搾後ステンレスタンクで醗酵の続きを行い、そのまま澱引きせずに8~12ヶ月の熟成、ボトリング時に少量の酸化防止剤を添加。
グラスに注ぐと照りのある濃厚な黄金色。
程よい重厚感のある栗のようなスモーキーな香り。
口当たりはまろやかでも硬質感のあるミネラルやドライで骨太なワイン。
このワインの名前『トッレファヴァーレ』は、採掘所のトンネルの換気塔を意味するらしく鉱山の採掘所があった地域でその土地の歴史それらが繋がるワインの魅力なのかと思います。
すっきりした印象ですが、飲み進めると旨みを感じる奥行きある白ワインです。
造り手:Cantine dell’Angelo / カンティーネ デッランジェロ
人:Angelo Muto / アンジェロ ムート
産地(州):カンパニア
ナポリから車で1時間、アヴェッリーノの北16km、人口800人ほどの小さな村トゥーフォで、アンジェロ ムートによって営まれるカンティーネ デッランジェロ。創業は1970年、祖父と父アントニオが行ってきた農業を引き継ぐ形で、2006年からアンジェロの名前で本格的にワイナリーとしてのスタートを切ります。
現在は5ヘクタールの畑で、祖父や父と同じように自然と土壌の健全性を重視し、周りの環境に負担の少ない農法を実践、年間約2万本を生産しています。地元でカンパナーロ(鐘撞番)と呼ばれるゾーンに彼らのブドウ畑はあり、1860年代から120年間も稼働し多い時で900人もの人が働いていた硫黄採掘所だった場所の真上に位置する標高300~350mの区画と、1700年代からグレーコが栽培されていたことが古文書で確認されている標高600mの急斜面にある1ヘクタール弱の区画トッレファヴァーレの2つの畑を所有しています。
ワイナリーでは20km離れたチェジナーリにあるカンティーナ デル バローネのルイージ サルノがエノーロゴとして中心となり、野生酵母による醗酵を行い、無清澄、無濾過でボトリングされ、偉大なイルピニアのテロワールをワインに反映させるためシンプルな醸造を心掛けています。
御中元の季節ですが、
ワインのギフトもおすすめしております!
化学肥料を使わない、有機農法を実践して造られたワインです。
中でも人気の2本をセレクトしました。
左:ビアンコムーニ2021(白)
土着品種ドゥレッラとシャルドネの素晴らしい調和。ダニエーレピッチニンが造る清々しい香りと充実した果実感。暑い日に飲みたくなるとてもおススメな白ワインです。
右:アリアーニコ2019(赤)
いきいきとした濃い果実味がありながらも、飲み心地抜群。赤ワインがお好きな方に気に入っていただけると思います。
大切な方への贈り物にいかがでしょうか。
他にもおすすめなワインを取り揃えてお待ちしております。