こんにちは。
住宅ライフスタイル事業部の江花です。
長く大切に住んでいる家でも、メンテナンスは欠かせないもの。
外壁や壁紙のリフォーム、キッチン、トイレにお風呂。
リフォームで新しくなるとまるで新築のような気持ちになります。
これらは何となくリフォームのイメージがあると思いますが、もう一つ。
いちばん身近で気になってしまう場所があります。
そう、「床」です。
日焼けや汚れ、キズ、ペットの爪痕など長年の思い出が溜まっていきます。
思い出とは言えあまりにも汚れや傷が増えると、少し残念な気持ちになります。
今回はそんな床の”ちょっと変わった”メンテナンス工事に立ち会ってきましたのでご紹介です!
今回工事をさせて頂いたのは築20年のS様邸。
大切なネコちゃんと一緒に長く大切に住んで頂いているお家です。
ネコちゃんも走り回ったりおもちゃで遊んだり、
無垢の床が大好きなようです。
おかげさまで床はこのとおり!
たくさんの爪跡でかなり傷んでいます。
では本題の今回のメンテナンスですが、
床を
「削ります。」
中々聞きなれないかもしれませんが、床を研磨してきれいにするメンテナンス方法です。
これは無垢の床だからこそできる特別なメンテナンス方法です。
床の表面を0.8mm程度削って、木の新しい面を露わにします。
キズや汚れが目立つ床でも、実は0.8mmくらい削ると大半のキズ・汚れは無くなります。
無垢の木の床は大体が12mm程厚みがあるので、
表面を削っても強度や品質には影響がありません。
無垢の木だからこそできる”とっておき”のメンテナンス方法です。
それでは床の研磨を早速ご覧ください!!
みるみるきれいな床が現れてきます!!
この掃除機のような機械の中にはサンドペーパーがついていて、
あっという間に古い床の面が削り取られていきます。
始めは荒く、そしてより細かい目のサンドペーパーに切り替えてなめらかに、
合計3回機械をかけて床をきれいにしていきます。
削った後は現れた面をより長く保つために塗装をします。
元々はウレタン塗装でつるっとした床でしたが、
今回はマットなオイル塗装でナチュラルな雰囲気になりました。
いかがでしょうか。
無垢の床ならではのメンテナンス方法ですが、
見ていても楽しい、ちょっと気持ち良い工事です。
ぜひご自宅の床も削ってみませんか?
ご相談お待ちしております。