秋も深まってきました。
食欲の秋とも言いますが、ご飯が美味しいですね。
今日は、お魚やお肉をより美味しくしてくれる
助っ人に、お店で扱っているピチットシートをご紹介致します。
オカモト株式会社より発売されている浸透圧脱水シートの事です。
お刺身など包むと、余分な水分とともに、臭みも抜けて美味しく食べられるとの事です。
自分も毎日のお弁当にお魚をつけて来ることが多くなり、より美味しく食べたい!
それで、「魚がおいしく冷凍できるシート」というサブタイトルをみて
本当に美味しくなるのかな?面倒ではないのかな?という所からのスタートでした。
こちらが、商品です。
お試しのサイズも販売しています。
ここで、ピチットの構造と仕組みです。
「ピチット」に食品を接触させると、目に見えない穴の開いた半透膜フィルムから、食品の水分と分子が小さい生臭み成分が、浸透圧によって濃度の濃い食用糖類(=水あめ)に吸収されます。 しかし、水の分子に比べて旨み成分の分子は大きいので、半透膜フィルムの穴を通ることができません。
先ずは、使ってみることにしました。
アジの開きを購入して、塩分濃度10%の液に1時間ほど漬け込みます。ペーパーで拭きます。
ピチットシートに包んで冷蔵庫に入れて、半日位そのままにして置きます。
半日経ってから、シートを外すと、こんな感じです。すこし身が引き締まって
艶感があります。早速焼いてみます。
ふっくらした感じに焼けました。(自分で初めて作った一夜干しは、より美味しく感じました。)
2枚購入したので、もう一枚は少し置いて、変化を見ようと思い、
さらに2日置いてみました。置きすぎなのか、身を外す時にピチットに少しつきましたが、
身がしっかりして、焼く時もひっくり返しやすくて、焼き上がりの半身をお弁当に入れて、こんな感じです。
ただ、置きすぎるとシートに身や皮がくっつきすぎるようですので、気を付けようと思いました
置く時間の目安は、
生刺身 脱水時間目安 20分~1時間 解凍刺身 40分~2時間
焼き魚 1~3時間 一夜干し 12時間~20時間
いつも、お弁当用に鮭の切り身を買ってきて、冷凍して置きます。
今回は、ほぼ同じ大きさの鮭を2切れ購入して、ラップだけの物と、ピチットシートを使った物の2種類に分け
①上の切り身はピチットシートに包んでジップロックに入れて冷凍して、冷蔵庫で自然解凍した物
⓶下の切り身はラップに包み、ジップロックに入れた物を冷蔵庫で自然解凍しています。
結果は⓵のピチットシートの方が身がしまっています。
⓵、⓶を両方、焼いてみた所、やはりピチットシートに包んだ方が、身がしまって美味しそうになりました。
食べ比べてみても、ピチットシートを使った方が遥かに美味しかったです。
また先日、前の日に秋サンマを買って来て、翌日の朝ごはんした所、皮がパリッとして、身がふっくら美味しく焼けました。また試してみたいと思いました。
まだまだ、使いはじめなので、わからない事もありますが、これからお刺身や、お肉などにも使って見たいと思います。
お魚やお肉だけではなく、他にもお勧めの調理は・・・
重石をして豆腐を崩してしまったり、形がゆがんでしまったり、均等に水分が抜けていなかったりと、豆腐 の水切りは意外に難しいものです。