住宅・ライフスタイル事業部の中御門です。
以前の記事で、光を取り入れる窓いろいろ をご紹介しました。
この記事を書いたときは冬。
太陽の光の明るさ、暖かさをもとめていたときだったことを思い出します。
窓にはいろいろな役割があります。
今は秋。
心地よい風が吹き、澄んだ青空や秋空に浮かぶ雲を眺めている時間も楽しい季節。
今回は、景色を切り取る窓を考えてみたいと思います。
先日、新築完成見学会を開催させていただいたお宅には、借景を活かした窓がありました。
1階から2階への階段途中の窓から、きれいに花をつけた百日紅(さるすべり)と空が見えます。
街中で裏側も家が建て込んでいる場所ですが、一部分駐車場になっていて抜け感のある部分がありました。
その景観をうまく活かした窓です。
家の前に大きな公園があるお宅です。
窓によって切り取られた外の景色。
豊かな緑が印象的になります。
小上がりの読書コーナー(リーディング⁼ヌック)の窓。
向かい側には昭和レトロなお宅が見えますが、窓によって景色が切り取られるとこちらも絵のような感じです。
窓から広がる住宅街の風景も一幅の絵のようです。
こちらのお宅は、9月17日(土)・18日(日)に開催予定の北区松浜での新築完成見学会の会場でご覧いただけます。
壁面の素材にも注目です。
今回ご紹介している窓の共通点は何でしょう?
「すべり出し窓」と呼ばれる、横方向を回転軸に障子が室外側へすべり出しながら開く窓を使っています。
窓というと下のイラストのような「引き違い窓」も多く使われています。
引き違い窓の場合は、真ん中の枠が常に存在します。
これが外の景色を分断してしまったり、見え方を邪魔したりする場合があります。
景色を切り取って見せたいときは、窓の種類の選択にも気を配りたいものです。
新築完成見学会やモデルハウスにお越しいただく場合には、ぜひ「窓」にも注目してみてください。