住宅
2022/08/16

長く安心できる住まいのために…外壁のメンテナンス

このブログを書いた人
江花拓郎(住宅ライフスタイル事業部)

こんにちは。
住宅ライフスタイル事業部の江花です。

 

最近突然の大雨や強い風が多く、いよいよ台風の時期にもなりました。
思いもよらないところから雨漏れや外壁の傷みが進んでしまうことがあります。

そうなってしまう前に外壁のメンテナンスを一度考えてみませんか。

 

 

 

外壁は10年で一度点検を。

 

よく「外装メンテナンスは10年に一度」と言われています。
中には20年保証や30年保証の外壁材を使っているから大丈夫。という方もいると思いますが、
そんな方も10年目でぜひ一度点検をおすすめします。

凍害でボロボロになってしまった外壁…
風雨・雪にさらされながら家を守っています。

例えば外壁材はその取り合いの部分や継ぎ目のコーキング材を使っています。
コーキング材は目地やサッシとの取り合い部分をふさぎ、水の侵入を防いでいます。

ただこのコーキング材は10年もすると紫外線により劣化してしまったり、硬化して隙間ができてきます。

10年以上経過するとこんな風にぱっくりコーキング材が割れてしまうことも

 

ここから水が浸入してしまうと外壁材だけでなく、
壁の内部にまで水が入り込み、下地材を腐らせてしまうこともあります。

外壁材だけでなく外まわりはこんなところもチェックが大切です。

だからこそ10年位のタイミングで外装のメンテナンスをおすすめしています。

 

 

 

張り替え・重ね張り・塗装…外壁メンテナンスはどれがいい?

 

外壁のメンテナンスは大きく「張り替え」「重ね張り」「塗装」などがあります。

外壁材の傷みが大きくない場合は「塗装」によって外壁材をより長持ちさせることができます。
ただこの場合も、コーキングの打替えをするのがおすすめです。
何社か見積を比較する場合はここが工事に含まれているか、注意が必要です。

 

 

外壁材が傷んでいる場合は「張り替え」「重ね張り」になります。

「張り替え」は傷んだ外壁を取り外し、新しい外壁材を張り上げるのに対し
「重ね張り」は既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ねて張り上げます。


価格面でいえば、はがす手間のない「重ね張り」の方が費用を抑えることができます。

ただ重ね張りは下地の状況がどうなっているか確認することができません。
下地が腐朽していたり、白蟻の食害が進んでいる場合もあります。

下地がどんな状況か貼替の場合はここまでチェック!

下地・防水シートも新しくして水の備えをしっかりと行いました。

しばらくメンテナンスをしていない場合などは注意して、施工方法を選びましょう。

 

 

気持ちも気分も新しく!家の雰囲気が変わる!

 

せっかく外装のメンテナンスをするなら思い切って雰囲気を変えてみるのもおすすめです。
例えばこちらはより今風のお家にしたいという奥様の希望で雰囲気を変えたお家の例です。

長年お家を守ってきた外壁材。退色・凍害でかなり傷んでいました。

まるで新築のようなイメージチェンジ!

ガルバリウム鋼板の外壁材を使ってスタイリッシュな雰囲気になりました!
外壁とあわせて玄関周りも一新して雰囲気ががらっと変わりました。

 

リフォーム工事の費用がかかるしまだいいか…という方も
まずはご自宅の外壁は大丈夫かな、とカヤノへご相談ください。
今の状態をしっかりチェックして適切なメンテナンスのご提案をいたします。

 

このブログを書いた人
江花拓郎(住宅ライフスタイル事業部)

生活の中でいちばん身近な「家」づくりに関わる仕事がしたいというのが高校生の頃からの夢でした。
たくさんのものを見て、感じて、ライフスタイルに合った家づくりの提案をしていきたいと思います。

担当業務:住宅営業
実はお菓子をつくるのが好きです。特技は学生の時から続けている合気道です!