住宅
2019/04/02

フランス・パリ視察研修記⑥

このブログを書いた人
野口雅範(住宅ライフスタイル事業部)

こんにちは住宅ライフスタイル事業部の野口です。

新元号『令和』も発表され、いよいよ平成も終わるんだなと実感してきています。

好評のパリ研修記もいよいよ最終回となりました。
さっそく行ってみましょう。

 

6日目 1月23日(水)

予定通り成田空港 14時55分到着

荷物を受け取り、みなさんとはここでお別れ。
東京駅へ移動して、17時過ぎの新幹線で新潟へ。

20時頃無事に帰宅。
長かったパリ研修旅行もこれにて終了。

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おわりに

貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
社長、専務はじめ社員の皆様に厚く御礼申し上げます。

「野口くん、パリに研修に行かないか。」
と社長が声を掛けくださったのが確か昨年の9月だったと思う。

家族とも相談して、妻の「行ってくれば」の一言で決断。


そこからというものは、あっという間だった。

なんせ11年ぶりの海外旅行。
パスポートの有効期限は切れてるわ、
荷物はどこに仕舞ったか思い出せない。

挙句の果てに出発3日前にスーツケースの車輪が壊れるというアクシデント。
慌てて近くのイオンに買いに行き間に合わせることが出来た。
パリで壊れるよりは、自宅で良かった。


パリに着いてからというもの毎日が正に夢の中の生活だった。
パリに憧れていたというわけではないが、
目にするもの全てが新鮮で強烈で、毎日ガツンとハンマーで脳みそを直接叩かれているような衝撃の連続。

パリの街並みや建築物に感動し、
メゾンエオブジェではその色使いや素材の美しさに感激。

そして、食べるもの全てが美味しくて、
日本食が食べたいなんて一度も思わなかった。

海外旅行に行くと味噌汁が飲みたくなるとよく聞くが、
あれはきっと現地で美味しい食事にありつけていない証拠だろう。


ただ、またパリに戻りたいという気持ちがずっとある。

『何か』を見に行く。という観光に行けばきっと、
その『何か』を見て満足していたのだと思う。

今回の研修旅行では『何か』では無く、
むしろパリ市民の生活を感じ取るという事が少なからず出来かけたから、
もっとここに居たい。と思ったわけで。


そして、とにかく歩いた。
毎日3万歩以上は歩いたが苦じゃなかった。
出発前の体力の不安も、要らぬ心配だった。

 

この研修を通して、同行者とはたくさんの会話をすることが出来た。
仕事のこと、家族のこと、遊びのこと、未来のこと。

次のリノベーションでこの素材を使ってみよう。
とか、こういう納まりやってみたいね。
といった具体例も掴んできたので、
少しずつ今回の研修旅行からヒントを得たものを形にしていきたいと思います。

そして、近い将来、
目にしてきた空間をお客様に提案できるような実力を付けて、
あの研修に行って良かったと思えるように変革をしていきたい。


最後の最後にスリに遭うという貴重な?体験をしてきたが、
自分の苦手な最後の締めをしっかりと管理しろと身をもって教わったし、
バックアップやデータ管理の重要さも再認識させられた。


今回入館できなかった建築物もたくさんあり残念だったが、
それも次回パリに行く口実と楽しみに取って置きたいと思う。

 

フランス・パリ視察研修記 -完-

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このブログを書いた人
野口雅範(住宅ライフスタイル事業部)

一級建築士。

主に現場の施工管理をしています。

300棟以上の工事に関わってきました。構造や断熱気密に関することから電気・水道に関することなど何でもお任せください。知識だけではない経験からのアドバイスを心掛けています。

クルマ大好き愛車はホンダS2000。3人の子どもと遊ぶのが一番の癒しです。

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