こんにちは住宅ライフスタイル事業部の野口です。
先日の予告通り、1月18日から1月23日までフランス・パリへ視察研修ツアーに行って来ました。
今回のメインは“メゾンエオブジェ”という世界最高峰の
インテリアとデザイン関連見本市に研修に行ってまいりました!
これから数回にわたり、パリの視察研修の様子をお伝えしたいと思います。
さっそく第一回目をどうぞ!
1日目 1月18日(金)
羽田空港直結のホテルで前泊し、徒歩5分ほどで集合場所に行けるため
当日はゆったりとした朝食を頂く。
太平洋側は晴れ。
ホテルから富士山が見えるほどの快晴。
10時50分羽田空港発 JL045便に搭乗し出発。
久しぶりの長距離フライト(12時間45分)でしたが、
シートがゆったりしていたおかげもあり、
わりと退屈することなくフランスへ到着。
現地時間 15時35分 フランス・シャルルドゴール国際空港着
タクシーでホテル直行。
空港からパリ市街に近づくに連れて少しずつ街並みが変わっていく。
テレビや雑誌で目にしたことのある、あの白い街並みが徐々に姿を現してきた。
と、同時にタクシーも大渋滞にハマった・・・
しばらくすると、停車した車に物乞いが寄ってきた。
タクシーは無視するが、周囲のドライバーの中には小銭を恵む者もいた。
え?パリってもっと優雅なイメージだったのに。
と思ったところ、ツアー主催者からフォロー。
「この辺はスラム街なんだよ。」
「中心部に向かって人種や生活レベルが変わっていくからそのへんも見て欲しいんだよね。」
なるほど。
テントで夜を過ごしている人もたくさんいた。
日本にいるとこんなに貧富の差について感じないが、
やはり外国に来たのだと改めて感じた。
スラム街を抜けると今度は黒人街。
当初イメージしていたフランスとは全く違った。
文字通り住み分けしているんだなと感じる。
そして、女性が一人で歩いている姿がほとんど見られず、
まだまだ危険地帯なのだとも思う。
そして、車の運転もサバイバルだった。
まさに映画『TAXi』で見たような狭い道をクラクションを鳴らしながらタクシーは抜けていく。
右左折では日本のように道を譲ってはくれないので、
ぶつかるんじゃないか!という勢いで割り込んでいく。
タクシーに乗ること1時間あまり。
午後5時過ぎ、ようやくホテルに到着。
泊まったホテルは
パリ2地区の“ホテルモンディアル”
通りから少し奥まったホテルだったが、入口自動ドアも常にロックが掛かり、
外部から入りたい場合はフロントを呼んでロックを解除しないとドアが開かないなど、
しっかりした良いホテルだった。
さっそく、部屋に荷物を置いて直ぐに出かけた。
まずは市街をぶらり散策。
首が痛くなるくらいずっと上を見ていました。
街並みがきれい。
街灯がきれい。
信号機もきれい。
もちろん電柱なんてない。
空がきれい。
とにかく色がきれい。
その後、バーゲン中ということもあり、
ギャラリー・ラファイエットというデパートで約1時間買物タイムだったが、
見るものが全て新鮮過ぎてあっという間の一時間。
その時は買い物どころでは無く、結局何も買えなかった。
後で調べて分かったことだが、
なんでもフランスのバーゲンは国により法律で期間が定められており、
その期間でしかバーゲンが出来ないため、
それで店もお客も盛り上がっているんだなーと思った。
その後、ホテル近くの地元ビストロで夕食を頂く。
ワインで乾杯。
ワインはもちろん美味しかったが、
オムレツやチーズ、バター、サラミ全てが日本で口にするものより旨かった!
楽しい夕食の時間を過ごしてホテルへ。
お酒の勢いもありぐっすりと眠れるはずとベッドに横になった。
・・・しかし、
脳が興奮して眠れない。
目を閉じるとパリの街並みがフラッシュバックしてくる。
時差ボケにならない為にも眠らなくちゃ!
と、思えば思うほどパリの街並みが攻めてくる。
わずか数時間の散策だったが、
ここまで強烈な刺激は恐らく初めてで、
19世紀にタイムスリップしたのかと勘違いするほど。
30分うたた寝して、30分起きて・・・
30分うたた寝して、30分起きて・・・
の繰り返しで寝不足のまま、とうとう朝を迎えました。
次回はメゾンエオブジェ会場での様子をお伝えします。
お楽しみに!!