住宅
2022/03/18

暮らしづくり日記 Vol.5

このブログを書いた人
茅野直樹(営業推進部)

営業推進部の茅野です。

住んでいる場所、戸建て?マンション?アパート?、もちろん家族の人数、構成や年齢などみんな異なります。

お仕事、車やお持ちの家具や趣味など様々です。住まいや暮らしは以前に比べてとても多様になってように感じます。

その中で、実際の進行中の新築住宅の家づくりを通して、住まいの価値や、暮らしの価値を上げるための工夫の一連の流れを

『暮らしづくり日記』としてご紹介しております。

ー1本先に想いを込めた図面を元に工事着工―

光と華と風を設計打合せを3か月行い、ようやく着工を迎えました。

その中では、窓の大きさや光・風の抜けの位置を調整したり、

キッチンやお風呂などの住宅設備を実物で見ながら色・使い勝手の打合せ、

スイッチ・照明器具などの電気配線の打合せを行ってきました。

打合せ以外では、建物の構造計算や省エネ計算などの申請など、

資材の手配をスケジュールを組んで段取りし、着工するに至ります。

図面の中で一本、一本の線に意味を込めたものがようやく形になって参ります。

着工前には、安全を祈願して地鎮祭を現地が行うのが一般的です。

今回Y様邸については、天候と寒い中での地鎮祭となる為、

神社まで趣き、現地の土を神社まで持参して地鎮祭とさせて頂きました。

お施主様のご家族皆さんいい笑顔しております!!

わざわざご両親様も遠方から駆けつけて頂き、無事地鎮祭滞りなく行わせて頂きました!

いよいよ、着工です。

毎回我々は、着工式という式典を行っております。

着工式とは、お施主様と工事に入って頂く協力業者の皆様に集まってもらい、式典を行っております。

永くお住まい頂くために、また注文住宅として、

定型的なお住まいを我々は造っておりません。

そこで誰の為に工事しているのか、

どんな職人さんが工事に入って進めて行くのか等、一致団結これからのお住まいを造っていく上で、

皆様一同集まり、双方のご挨拶とキックオフの会が我々の着工式になります。

ただ今回はコロナ禍ということもあり、お施主様は不在のではありますが業者会を開催し、一致団結してY様邸の工事の打合せを行いました。

いよいよ着工です。

まずは現地で配置確認し、地盤改良工事スタート。

土を掘り返し、基礎の工事に取り掛かります。その後、鉄筋を組んで、コンクリートを打設する準備入っていきます。

型枠を組み上げています。

お家の基礎となる一番大事な工程です。

自社でも、鉄筋の太さや鉄筋と鉄筋の重なり巾や高さなどチャックします。

念には念を、第三者機関にも立ち合いを行い、施工方法・施工基準を満たして

工事しているかどうかチャックを行うことで安心の基礎が出来上がります。

その日の、天気・温度をみてコンクリートを流し込みます。

気候によって水分量やセメントの比率を変えて、しっかりと頑丈な基礎ができるように工事を進めます。

約2週間ほどコンクリートを固めるため、養生期間をおいて基礎の完成です。

基礎が完成しました!

ここから骨組みをたてて、上棟していきます。ここからようやく大工さんの登場です。

基礎の上に土台を敷いて、骨組みを構築していきます。お住まいの大事な骨格。

仕上がってしまっては見えなくなる部分です。

ウッドショックという状況の中で、質が高く、木材一本一本の強度が確保できる集成材を使用しています。

元々材木屋である我々は質の高く、地震に対しても強い材料を適材適所に使用しています。

上棟のタイミングでお客様にもお越し頂き、再度これからの安全を祈願して上棟式を行いました。

図面上の、一本一本の線が形になってきました。

 

このブログを書いた人
茅野直樹(営業推進部)

大学生時代、イタリアの家具見本市ミラノサローネに行ったのがきっかけで、家具との暮らし、空間表現の楽しさを知り、建築を志すように。インテリア学校卒業後、東京の設計事務所、ハウスメーカー従事後、新潟に戻り、現在に至る。

ワクワク夢が描けて気分が盛り上がる本:渋沢栄一著 論語と算盤 ・ モーリスセンダック著 かいじゅうたちのいるところ。