住宅
2019/10/04

浴室と洗面脱衣室の改修 ・・マンションリフォーム

このブログを書いた人
大島紀美子(住宅ライフスタイル事業部)

こんにちは。住宅ライフスタイル事業部の大島です。
とても心地よい季節になったかと思ったら、この時期台風の影響も大きく、
今日の日中は怖いほどの強風が吹き荒れていました。
外でお仕事されている皆さま、お疲れ様でした。

さて、今日は、マンションでのリフォーム事例をご紹介します。
カヤノのマンションフルリノベーションのお風呂をご覧いただいて、
今より少し大きめのサイズのユニットバスに入れ替えたいというご要望のT様のリフォームです。

今回は、あくまでも浴室とその隣の洗面脱衣室を合わせた面積の範囲内での工事ということで、
浴室が広くなる分、洗面脱衣室が狭くなってもよい、という条件でした。
(実際には、浴室側が約20cm広くなり、洗面室側が同じく20cmほど狭くなるという、、)

浴室の広さ、満足感は、カヤノのマンションフルリノベーションの見学会で体感いただき、
イメージしていただいてはいましたが、洗面脱衣室が少し狭くなる間隔は、
「ここまで壁がきます。」といった、現地で体を使ってのご説明しかできず、
実際の感覚はできてみないと分からないなーという、少し不安に思う気持ちもありました。

リフォームする前のお風呂は

DSC_3696

30~40年前のマンションでよく採用されていたデザインのもののようです。
写真では分かりにくいのですが、浴槽自体にヒーターがついていて、
高温のお湯がめぐっています。そこを浴槽のお湯が循環することで湯温をあげる、という、
“お湯でお湯を温める”しくみです。

今回は、追い炊き機能のある給湯器に替え、お湯はりや追い炊きも直接給湯器からお湯が供給されるタイプに
変更になりました。

下が解体時の写真です。

DSC_3743

このように、洗面室側の壁を壊し、これから、この銀色に見える壁の下地材も撤去していきます。
(写真は、電気屋さんが換気扇を取り外しているところです)

完成した写真が、次になります。

DSC_3770

「お風呂は全部白。」と一番最初のお打合せからそれは決まっていました。
とてもシンプルでキレイです。

20cm狭くなってしまった方の、洗面脱衣室では、
洗面化粧台の奥行を浅いタイプにしてより空間を広く使えるようにと、
奥行450mmのカウンターにしました。

施工前の状況が下の写真。

DSC_3706

化粧台の右側にある可動式トールユニットは、T様がここのスペースに合わせてご購入され、
ご使用になられていたものです。
かなりの収納力はありましたが、
新しい洗面化粧台にしたら、それらが収納できる引出しと、直ぐにとれるように鏡脇の壁に棚板を、
ということで、新たなものはご要望に合わせて設計させていただきました。

出来上がった洗面化粧台がこちらです。

DSC_4091

鏡脇の棚と、洗面カウンターの下の収納部は、サイズや取付高さなど全てお打合せで決めて、
オーダーでお作りいたしました。
シナベニヤの優しい木目の扉が、とてもナチュラルな雰囲気です。

そして、よーく見てもあまり分かりませんが、
実は、施工前と施工後とでは、右側の入口枠の位置が違っています。
お風呂が、洗面側にせめた分、入口を移動しています。(開口幅も少し狭くなりました)

別の角度から見ると、

DSC_4089

洗面カウンターは、白。お風呂との統一感もでます。
カウンターとボウルが一体になったデザインの洗面カウンターですので、
お掃除も楽々です。
(カウンターのサイズもオーダできます!)

この度は、“お風呂と洗面” でしたが、
トイレだけ、とか
寝室のクロスの貼替え、
造り付けの家具を設置する、
畳の入替えや、表替え、
エアコンの取替え、などなど、
家の中のこと、なんでもやっています。

ぜひお気軽にご相談ください!

弊社モデルハウスも、ぜひリフォームの参考にしてください。

このブログを書いた人
大島紀美子(住宅ライフスタイル事業部)

小学生の頃の通学路、住宅の屋根の下地をつくる大工さんを見て「私も将来大工さんになりたい!」と思った私は今、お客様のための心地よい家やお部屋を大工さんにつくってもらう仕事をしています。

担当業務:住宅営業