アメリカ西海岸、カリフォルニア北太平洋岸の肥沃な大地にのみ自生するレッドウッド。
世界最長の木(約100m)で、新潟の西堀にあるNEXT21ほどの高さがある。
アメリカでは古くから「神の樹」として、その永続的な美しさと壮大さで多くの人々に親しまれ、その特性から多用途な木材として知られています。
仕上がり面がいつもでも美しいことから、高級家具から外壁材、デッキ材として幅広い用途に使用されています。
日本においても、一般住宅をはじめ、公園や公共施設に数多くの施工例を実現しています。
また、レッドウッドの樹皮には、特有の抽出物タンニンが多く含めれています。タンニンとは、お茶や柿などにも多く含まれている成分で、殺菌作用があり、腐食を防ぐ性質があります。
その優れた耐久性と無処理の状態での害虫や腐食に対する抵抗力は、従来の木の概念をはるかに超えるものがあり、カヤノの家づくりに欠かせない、最高の素材のひとつなのです。
素材として優れているこの『レッドウッド』をカヤノのオリジナル素材としてご紹介します。
100周年迎える我々は、木挽き職人から始まり、木材の目利きとした材木屋として、さらに暮らしの視点からをトータルにライフスタイルをご提案するものとして、原点である素材からご提案します。
100年使い続けられるこの素材を、歴史や実例をまじえながら、このマガジンの中でご紹介していきます。