「トリプルワイド」調理機器を使ってみました。

住宅・ライフスタイル事業部の中御門です。
家で料理をして食べる機会が前よりも増えた方も多いかと思います。
レシピ動画を見たり、シェフが簡単家庭料理のつくり方を実演しているところをテレビで見たりすると、今まではつくったことのなかった料理にも挑戦したくなります。

キッチンを使う機会が増えると、あらためて、ご自宅のキッチンの作業のしやすさ、収納のこと、調理道具の使い勝手など気づくところがありませんか？

調理機器の「トリプルワイド」タイプ

今回は、調理機器の「トリプルワイド」タイプ（Panasonic製）をご紹介します。
ガスとIH両方のタイプがあります。

クロワッサンの店新潟店の隣の隣のモデルハウス『Conserve House』のキッチンには、トリプルワイドIHの調理機器が組み込まれています。

トリプルワイド・IH

写真で見ていただいておわかりのように、トリプルワイドタイプは一般的な調理機器よりも幅がワイドです。
一般的には幅60㎝、もしくは75㎝のところ、トリプルワイドは105㎝。
横に発熱部分が並んでいるので、鍋３つを横並びに置くことができます。
そして、鍋を置いた手前に約16㎝のスペースがあるので、小さいまな板や小皿なども置くことができます。

IHの場合炎が出ないので、手前のスペースを調理スペースとして使っても安心。
調理機器がワイドになるとその分、調理機器とシンクの間の作業スペースが狭くなるのでは？という心配も頭をよぎりますが、奥行き方向に使えるスペースが生まれます。

トリプルワイド・ガス

IHタイプだけではなくガスもあります。
「トリプルワイド・ガス」を使ってみました。

鍋どおしの感覚はかなりゆったりしています。
両手鍋の取っ手の部分は真横よりも少しずらして置いています。
フライパンで炒め物をする際、取っ手が炎で熱くなるのが少し気になるので。
フライパンの柄が手前にきますが、カウンターの奥行きの中でおさまっています。

実は最初、下の写真のようにフライパンの柄を横にずらして置いていました。

が、途中で気づきました。
幅60㎝や幅75㎝タイプのガスコンロの場合、手前2つのゴトクの上にのせたフライパンの柄が、カウンターから手前に飛び出してしまうと、体にひっかけてしまったときに危険！と感じて、無意識にフライパンの柄を斜めにずらして置く癖がついていました。
トリプルワイドの場合は手前にスペースがあるので、フライパンの柄が飛び出す心配がありませんでした。

直径が小さい鍋であれば、両手鍋の取っ手を斜めにする必要もありませんでした。

ガスだと土鍋が使える

ガスかIH か迷われるお客様も多いです。
ガスはガスの特徴、IHはIHの特徴がありますので、よくお考えいただきたいと思います。

ガスでは、土鍋が使えたり、炎が出るので、のりをあぶったりできるのが、IHではできないことですね。（土鍋にはIHでも使える商品がありますので旧来の土鍋の話です。）

「かまどさん」という商品名の土鍋があります。
昔ながらのかまどで炊くご飯を再現できる土鍋。

「かまどさん」の中ふたは簡単にお米を炊くことができる決め手となっています。

中ふたの2つの穴と上ふたの穴を直角にずらしてセットします。

中火の火加減で約10分たったら、上ふたの穴から蒸気が出てきます。

蒸気が出てきたら1～2分で火を止めて20分蒸らします。
途中の火加減は必要ありません。
「かまどさん」は一合炊き、二合炊き、三合炊き、四合炊き、五合炊き、の種類があり、クロワッサンの店 新潟店で取り扱っております。
ご家族の人数、ご飯を炊く頻度によってサイズをお選びください。
炊飯器でもおいしいご飯が炊けますが、土鍋で炊くという時間の楽しみ方があるように思います。

ご自宅のキッチンのこと、『おうち時間』おうちのこと、見直してみませんか？