こんにちは。
住宅ライフスタイル事業部の江花です。
前回の相田のブログ
「ポイントでこだわりが光る『使いやすい、暮らしやすい家』」に引き続き
今回も新築のお家のご紹介です。
生まれてからずっと大切に住んできたお家。
家族との思い出がたくさん詰まったお家ですが、
長い年月を重ねて傷みが大きくなり、建替えの選択をされる方もいらっしゃいます。
新しい住まいになっても、変わらない家族の思い出を引き継ぎ、
より快適に、そしてより豊かな生活をご提案した住まいをご紹介します。
明るめの紺色のガルバリウム外壁をベースに、屋根と玄関ドアには茶色を取り入れました。
さわやかな明るい紺色をアクセントの茶色がまとめて落ち着いた印象を与えてくれます。
スーツなどの組合せでもカッコよくまとまる色の組合せですね!
ポイントでタイルを使うことで空間がより華やかに見えることもあります。
洗面化粧台にはINAXのパールミックスという三角形のタイルを使いました。
パール調のきらきらしたガラスと天然石のようなタイルが組み合わさったタイルです。
見た目だけでなく、水撥ねから壁を守る意味も兼ねています。
玄関にも一工夫。
模様をランダムにした横長タイルの中に、一際目を引くタイルが気になります。
実はこのタイルは建替え前のお家の玄関から引き継いだ、貴重なタイルなのです!
元のお家の解体が始まった頃、お施主様から「家のどこかに使えないか」とお預かりしたものでした。
新しいお家でも、家族の帰りを迎える意味を込めて玄関のアクセントタイルとさせて頂きました。
中でも自分の部屋には特にこだわりを持ちたいものです。
こちらのお施主様も、他のお部屋とは雰囲気を変えてご自分の部屋を計画しました。
床にはウォールナットを使い、シェードカーテンも色を合わせました。
壁紙は少し凹凸のある石積み調の壁紙で、光が当たるとできる陰影が大人っぽい雰囲気になりました。
部屋の一角にはガラス戸でできたスペースがあります。
少し遡って家づくりの打合せにお邪魔した際、
思わずおぉ…!と声が出るような大きな船の模型が飾られていました。
そんな趣味の一品を埃や汚れから守り、美しく飾るためのスペースを、
ということからできたのがこちらのショーケース。
お引越し後に飾られている姿が楽しみで仕方ありません!
今回ご紹介したお家は建替えという選択をされた方のお住まいでした。
ずっと長く住んできた家を取り壊す、というのは非常に大きな決断だと思います。
だからこそ新しい住まいはその場所に住んでいた方の思いを継ぎ、
建替えてよかったなと思えるような住まいを提案するのが私たちの仕事です。
住んでいる家が古くなってきたけど、どうしよう。
リフォームや建替えを考え始めたら、ぜひご相談ください。