住宅・ライフスタイル事業部の中御門です。
秋の夜長には積み上げている本を開いたり、音楽を聴いたり、しっとりと過ごしたいものです。
「仕事や趣味の本もすべて収納できるような、床から天井まで壁一面の書棚が欲しい」との施主様のご要望で生まれたオリジナルの製作家具を設置したマンションフルリノベーションのお部屋。
柱と壁の間の壁一面に設けた、床から天井までの収納。
中央部分はオープンなスペースでそれ以外は全て扉付き。プッシュラッチで扉が開きます。
ウォールナットの突板貼りの取っ手がなくすっきりした扉のデザインです。
扉を開けるとこんな感じ。
なるほど! これはかなりたくさんの本が収納できますね。
本にもいろいろなサイズがあります。下の図を参考にしてみてください。
どんなサイズの本が多いかによって、棚の奥行き、高さを考え、スペースを有効に活用した収納の仕方を考えたいですね。
上の写真の収納は奥行30㎝。柱の出っ張りに合わせた寸法です。
文庫本や新書版は棚の前後に置くこともできます。
収納できる本の量はざっと5000冊。
専門書や大型の書籍もたくさんお持ちのお施主様、実際に手持ちの本を収められたところをぜひ見せていただきたいものです。
CDやDVDをたくさんお持ちの方もいらっしゃいます。
CDケースの場合、奥行は約14.2㎝。
奥行が浅めの収納棚が便利です。
オリジナルの奥行15㎝の収納棚をたくさん設けたマンションフルリノベーションのお部屋です。
玄関入ったすぐの廊下の壁に収納棚を設けています。
実際にCDが入るとこんな感じです。
リビングの方にもオリジナル製作家具があります。
部屋の間仕切りを兼ねた収納家具は上部は開いていて、目線は遮っていますが空気の流れは確保。
壁が立ち上がっているよりも圧迫感もなく、程よく部屋が仕切られています。
収納できるCDの量はざっと4000枚。
収納をどこにどれくらい確保するか。
家づくりの大切なポイントです。
カヤノのモデルハウスの中にもそのヒントがたくさんあります。
キッチンまわりにも注目。
モデルハウス『Conserve House』の中で私が好きなスペースの一つ、玄関入ってすぐにキッチンがありますが、その横のわずかなスペースにパソコンコーナーと本棚があります。
料理をしながらちょっと空いた時間にパソコンを使う、本を読む、手紙を書く。
お気に入りの小物やお花を飾ったり、自分の気持ちを盛り上げるためのスペースは、小さなスペースで結構な収納量のある場所。
モデルハウスや新築やマンションフルリノベーションの完成見学会に足をお運びいただいて、いろいろな例をご覧になってください。