こんにちは。クロワッサンの店 川端町店の岩野です。
ワイン担当の私、ワインの醗酵つながりではないですが『山﨑糀屋』さんの甘酒を愛飲しております。お肌の調子を整える効果や体調管理にとても手軽で美味しいので続けてみることにしました。効果のほどはお店にご来店くださって変化を感じていただければと存じます(←自分でハードルあげてしまいましたが・・・)
ワインも発酵食品!ワインを飲んで心も体も美しく!!と、思いながら飲んではいなっかったですが、体に負担を掛けないヴィナイオータのワインは贈りものにとても喜ばれます。相手の健康を考えて体に優しいワインを贈るなんて素敵です!
先日家族と一緒にワインを飲みました。すると、普段自然派ワインはあまり口にしない家族がこんな一言。
「何か、変な臭いがする?」
・・・確かに、そう言われてみれば。今まで意識してませんでしたが、硫黄っぽいような土っぽいような香り。敏感な方は少し抵抗があるかもですが、自然派ワインによく出てくる香りで「ビオ臭」と言われています。調べていくと、ワイン醸造において酸化防止剤を添加しない、濾過を行わないなど自然な形で行っているために生じるということです。醗酵してワインになるにつれ、酸化というリスクを伴います。よくワインは抜栓したらその日の内に飲み切らないといけないと言いますが、それはこの「酸化」という現象があるからなのです。言い換えればそのまま放置しておくと酸味が強くなり「お酢」のようになります(ちなみにワインビネガーとは違います)それでは、酸化防止剤を入れない自然派ワインは早く酸化してしまうのではと思いがちですが、ここに自然派ワインの秘めたパワーがあります。
そのからくりは、果汁に含まれる糖分が酵母によって醗酵してアルコール転換する時には、炭酸ガスも放出しています。炭酸ガスは空気より重いので、発生した炭酸ガスは、そっとしておいたらワインの液中に留まり、そして少しずつ発散していきます。
よって、濾過をすればするほど液中の炭酸ガスも抜けていくので、より酸化を促進してしまいます。だから、酸化防止剤を添加しないといけません。
自然派ワインは、熟成中や瓶詰時にもほとんど濾過をしません。醗酵中に発生した炭酸ガスが残っています。よって炭酸ガスがワインをフタするような状態であり、空気に触れにくくなっています。ということで、酸化防止剤を通常のワインに比べて飛躍的に低く抑えられ、多量に添加しなくても大丈夫であることです。
こういった状態なので、抜栓した後でも液中に残っていた炭酸ガスの作用によって、その日の内に飲み切らなくても、2~3日に分けて飲んでも酸化の影響はほとんどありません。上質なものであれば、1週間ほど品質を保てます。
濾過をほとんどしないため瓶内に入っていた酵母が生き続けるために窒素を必要とします。しかし、瓶内では酵母がワイン中に含まれる含硫アミノ酸を分解して窒素を作り出そうとします。その際、イオウ分子(S)が放出され、硫化水素となり硫黄の香りが出るということです。化学反応で難しい世界で理解しづらいですが、納得です。自然派ワインの奥深さに脱帽!
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ご試飲もできます。ご来店をお待ちしております。
お店で販売しているワインについて、こちらのページ【ヴィナイオータの自然農法イタリアワイン】も併せてご覧ください。
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