生活雑貨
2021/04/29

母の日におすすめなワインをご紹介します!

このブログを書いた人
岩野優子(住宅ライフスタイル事業部)

こんにちは。クロワッサンの店の岩野です。

ゴールデンウィークが始まりました。
今日は少し肌寒いですが、ゴールデンウィークが始まる頃は初夏の陽気で外出が楽しくなる時期になります。
毎年この時期にぴょんぴょん舎の『盛岡冷麺』を入荷してまいります。
今年も早速入荷しました!
一足先に、今年の初冷麺はいかがでしょうか‼
ぴょんぴょん舎 盛岡冷麺2人前 ¥950(税込)

ご家族で自宅で過ごされるゴールデンウィークにおすすめです‼

母の日はお母さんとワイン!

5月9日は母の日。贈り物は、ご用意されましたか?
まだ、何も考えていない方もいらっしゃるかと思います。

例年ですと、家族で旅行や帰省を計画される方と思いますが、
ご自宅で過ごされる方が多いのではないかと思います。

母の日ギフトに今年もおすすめのワインはいかがでしょうか!

 

 

おすすめワイン①
ロッソ ディ バルテッリーナ 2016(赤)

ロッソ・ディ・バルテッリーナ2016 ¥3,630(税込)

ワイナリー:アール ぺぺ
生産地:イタリア・ロンバルディア州
品種:ネッビオーロ100%
アルコール度数:12.5%

果実の旨味が何層にも折り重なって口の中に長い余韻をもたらします。
滑らかな質感、ひんやりとした繊細な酸、そして葡萄の旨みが優しく広がります。静かな雰囲気を持ち、穏やかな味わいですが、芯にはネッビオーロ独特の黒々としてドライな強さを秘めており、じっくり味わえる一本です。

 

生産者:アール・ペペ  輸入業者ヴィナイオータ資料より

1860年以前からブドウ栽培とワイン生産してきたペリッツァーティ家はかつて、
50haのブドウ畑を所有していたが、1970年代に相続等の問題でワイナリーを売却してしまう。
現当主の父であるアルトゥーロは、売却後も変わらずペリッツァーティの名前でリリースされる、
質より量や効率を重視したワインを目の当たりにし、失われゆくヴァルテッリーナのワインの伝統を憂い、
そしてそのかつての名声の復権を願い、1984年にAR.PE.PE.(自身の名前であるArturoに、
父方と母方の名字、Pelizzati、Peregoの略)を創立、
現在はアルトゥーロの子であるイザベッラとエマヌエーレによって、11haの畑から4-5万本を生産。
畑はサッセッラ地区とグルメッロ地区の南向きの急斜面にあり、
山の形に沿った小さな段々畑となっていて、ネッビオーロ(キアヴェンナスカ)のみを栽培。
かつてのヴァルテッリーナがそうであったように、温度管理をせずに20-25日間にも及ぶ
長いアルコール醗酵を行い、オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成、
そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされる彼らのワインは“ヴァルテッリーナの良心”と
言っても過言ではない。
ワイナリーはグルメッロにある彼らの畑、ロッカデ ピーロの麓の岩盤を掘って作った。

 

 

おすすめワイン②
カゼビアンコ2019 (白)

カゼビアンコ2019 ¥2,970(税込)



ワイナリー:アルベルト・アングイッソラ
生産地:イタリア・エミリア・ロマーニャ
品種:マルヴァジーア、オルトゥルーゴ、モスカート、マルサンヌ
アルコール度数:11%

 

カゼビアンコ(ビアンコを名乗っていますが、造りはオレンジ!)の2019年が入荷です! ヴィンテージの特徴なのかもしれませんが、今までのカゼビアンコと比べると、ちょっとシリアスな雰囲気がある気が…。2018年以前の外向的な性格のワインもステキでしたが、その人懐っこすぎるくらいの外向的さ加減が、ワイン自体が持つ尊大さをマスキングしていたのに対して、2019年は偉大さの片鱗が見え隠れするワインになったかのような…。是非是非皆さんも確認してみてください!

 

生産者:アルベルト・アングイッソラ 輸入業者ヴィナイオータ資料より

国際的なスプレー缶製造メーカーで働きつつ、ワイナリーを運営していた兼業農家のアルベルト、2011年12月、日本からの帰国早々に会社から、彼の働いていた工場を2012年1月に閉鎖することを決めたと告げられます。そしてアルベルト個人には、他の2工場でのより高い役職のオファーがありました。良い話のように聞こえますが、大きな問題点が…それら2工場が彼の住むピアチェンツァから200km離れたところで、とても通える場所でないという…。
もうしばらく働き続けてワイナリーに投資するためのまとまったお金を稼ぐか、それともサラリーマン生活にピリオドを打って専業農家となり、ワイン生産だけで生活していくかという大きな選択肢を突き付けられます。
まだ決めかねているという状態の時にもらったメールにはこんなことが書かれていました。
ブドウ栽培とワイン生産だけで生きていくという事、つまり生きていくための糧の獲得手段をすべて自然に委ねることで、より多くの教訓、そして大きな喜びが得られるって気がしているんだ。そして恐らく、家族が普通に生活していく位は、どうにかなるんじゃないか…ともね。
その3週間後に、やっぱワインだけで生きていくことにしたわ!というメールが届きました。この選択を予想はしていたのですが、それが今後の彼のワインにポジティブなものをもたらすことを確信している僕としては非常に嬉しかったです。この事とは関係なくですが、同時期にワイナリーとして大きな出来事が2つあります。 まずは2012年に、ワイナリー近くに1ha強のピノ ネーロを植えます。数年後には、彼のピノのスタンダードライン、カゼの生産量が増えることになると思います!
もう1点は2011年から、ワイナリー近くの、後継者に恵まれずに栽培放棄されそうになっていた高樹齢の樹が植わる区画を借り始めたこと。赤品種はバルベーラとボナルダで樹齢50年以上、白品種はマルヴァジーア、モスカート、オルトゥルーゴ、マルサンヌで樹齢40年以上にもなり、品質の良いブドウが獲れるのに放って置くのはもったいないというのもありますが、それ以上に高樹齢の樹を人が手をかけつつ維持すること自体が文化継承(の望みをつなぐこと)になるという思いがあったのだと思います。
この区画のブドウから、白は4品種を混醸、8-10日間の軽い皮ごとの醗酵を行わせたワインを、赤はバルベーラ&ボナルダという伝統的なセパージュでスティルワインをメインに造り、地場消費も目論んでかこの地域一帯の伝統に根差した微発泡性ワインも実験的に造っています。

 

 

おすすめワイン③
ブリケット2018(白 発泡)

右:ブリケット2018 ¥3,080(税込)

ワイナリー:カーサ・コステ・ピアーネ
生産地:イタリア・ヴェネト
品種:グレラ(プロセッコ)、リースリング
アルコール度数:11%

 

急斜面で栽培されるブドウで造られる樹齢の古いグレラ種に生産者お気に入りのリースリング種がブレンドされたブリケットです。リースリングがブレンドされていますので規格もIGTと変わります。イキイキとしたクリアーで瑞々しい味わいに、リースリング種由来の厚みのあるミネラルと豊かな芳香が綺麗に重なります。通常のキュヴェに比べ、味わい深く、果実味も豊かです。

 

 

生産者:カーサ・コステ・ピアーネ 輸入業者ヴィナイオータ資料より

ヴァルドッビアーデネにある、フォッラドール家によって営まれるワイナリー。5ヘクタールの畑から年約40000本を生産。ヴァルドッビアーデネに西暦530年に生まれた聖人にして詩人のヴェナンツィオ・フォルトゥナートの詩にも出てくるように、この地域は少なくとも1500年以上のブドウ栽培の歴史がある。粘土質の急斜面で栽培されているブドウはプロセッコのみで樹齢は80年を超える。収穫初日のブドウにのみごく少量の培養酵母を加え、2日目以降に収穫されたブドウに対してはすでに醗酵の始まっている初日のモストを酒母として加える。翌春にごく少量のショ糖のみを加え瓶内2次醗酵を促し、澱引きも行わず出荷される。使用される2酸化硫黄も圧搾時に若干量のみ。ブリケットは、樹齢の古いプロセッコに少量のリースリング(造り手のロリスが個人的に好き)を混ぜ造られたワイン。

ラッピングも承ります。(有料)

ワインの他におすすめの商品もございます。

ご来店をお待ちしております。

 

 

 

このブログを書いた人
岩野優子(住宅ライフスタイル事業部)

丁寧に生きる事、日々自分自身を作り上げていく事を大切にしたいと思います。

クロワッサンの店で買ってよかったもの:かまどさん
極めたい料理:煮魚
衝撃的なワイン:ビアンコムーニ2012(だったか?)開けて1ヵ月後のものを飲ませてもらった時、何か突き抜けた!自然派とはこんな感じか~‼と、味というより感覚が忘れられません。

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