住宅
2018/01/07

隠れるけど基礎工事で忘れちゃいけないもの

このブログを書いた人
野口雅範(住宅ライフスタイル事業部)

こんにちは住宅ライフスタイル事業部の野口です。

早いもので新年も明けて一週間です。 お正月は雪もほとんど降らず、落ち着いた年末年始でした。

さて、連日お伝えしています通りモデルハウスの工事も順調です。 明後日より基礎の型枠組みに本格的に入っていきます。

型枠工事の前に鉄筋を組みましたが、よく見ると鉄筋に『何か』付いていますね。 今日はこの『何か』について触れてみたいと思います。

 IMG_1452

ここで問題です。

普段はほとんど意識していない事ですが、ちょっと考えてみて下さい。

床下にあるはずの水道管や排水管・ガス管ってどうやって基礎の内部から外部へと接続されていると思いますか?

 

そうです。 基礎を「何らかの形」で貫通しているのが想像できますよね。

では、「何らかの形」ってどんな形? 昔は出来上がった基礎を一部壊して、穴を開けそこから配管を通していました。 でもそれでは基礎の強度が守られずに不安ですよね。

 

そこで登場するのが、この『何か』なんです。

これを”スリーブ”と呼びます。

 IMG_1451

このスリーブを予めコンクリートを打設する前に入れておくことによって、 コンクリートを打設してもコンクリートに埋まっていない貫通穴が出来上がるって寸法です。

この貫通穴に後から配管を通してあげれば基礎を傷めず配管を接続することができます。 理解出来れば、そんなもんかと思いますが、非常に大切なことです。

また、このスリーブも適当に入れてるのでなく、予め計画された位置に適正に入れなければなりません。 大きな経になれば斜めに補強の鉄筋を入れますし、コンクリートがしっかりと充填されるように鉄筋との間隔も確保する部材を用いています。

IMG_1450

こういった仕上がってしまうと見えなくなる部分も施工途中であればいつでも見て頂くことができます。 住宅スタッフがご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

明日は成人式。

新成人の皆さまおめでとうございます。

晴れると良いですね!

3日間

1月3日~8日は、2棟のモデルハウスも毎日OPENしています。 モノ・コト・スペースの隣では、3棟めのモデルハウスの建築途中もご覧いただけます。 ご来店、ご見学をお待ちしております! ぜひお越しください!!

 

ゼロエネルギーで暮らそう。

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このブログを書いた人
野口雅範(住宅ライフスタイル事業部)

一級建築士。

主に現場の施工管理をしています。

300棟以上の工事に関わってきました。構造や断熱気密に関することから電気・水道に関することなど何でもお任せください。知識だけではない経験からのアドバイスを心掛けています。

クルマ大好き愛車はホンダS2000。3人の子どもと遊ぶのが一番の癒しです。

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