こんにちは住宅ライフスタイル事業部の野口です。
今年の梅雨は毎日雨が降りますね。
毎年のように水害も増えてきました。
万が一、床上浸水になれば壁と床の断熱材が濡れてしまいます。
一般的に多く使われているグラスウール等の充填断熱材の場合、水に濡れてしまうことで断熱材としての機能が失われます。
ふわふわの綿状のものが濡れてぺったんこになるってのは想像つきますよね。
そもそも断熱材がどうして断熱材なのか。
断熱材自体が熱を持ってくれるというより、断熱材が抱えている空気が熱を抱えているといったイメージになります。ダウンジャケットが暖かいっていうのもこの理屈で、羽毛が多くの空気を含むことができるからなんです。
ですから、ふわふわの素材が濡れてぺったんこになることによって、空気を保持することができなくなるんですね。それにより断熱材としての役割が果たせなくなるわけです。
そこで、水に強い断熱材をご紹介します。
カヤノではこの「ネオマフォーム」という板状の断熱材を使用して外張り断熱工法にて全棟施工しています。こちら写真屋根用の50ミリです。
ネオマフォームは常時水に接していなければ吸水しないというデータもあります。
旭化成HP→ https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/neoma/faq/common.html
しかし、いくら良い材料でも施工を間違えば意味がなく、むしろ結露だらけの住宅だって出来かねません。
2000年のネオマフォーム発売からずっと使い続けているカヤノであれば施工方法も熟知しています。ぜひお気軽にご相談ください。
住んでいると全く気にしない断熱材ですが、いざというときにも性能が変わらない材料を選択することが、これからの住宅選びには大切になります。