こんにちは。クロワッサンの店の岩野です。
最近めまぐるしくワインの入荷がありますが、
先週末マッサヴェッキアが入荷してまいりました。
こちらです!!
生産者:マッサヴェッキア
産地:トスカーナ
左: ラ クエルチョーラ2015(赤)
品種:サンジョヴェーゼ、アリカンテ
(輸入元 ヴィナイオータ資料より)
サンジョヴェーゼ&アリカンテ。酷暑の影響か(=やたらと凝縮したブドウと活力(ないし密度)に欠ける酵母たち…)、醗酵がなかなか終わらず、バクテリアにも活躍のチャンスが生まれてしまい、結果として揮発酸が少々高いワインに…。オータ的には何の問題もないレベルと判断したのですが、フランチェスカと夫ステーファノは、特にイタリアで問題が起きることを危惧し、単体でボトリングすべきかどうかを迷っていたのですが、とある日メールが…。
「ステーファノともよく話し合ったのだけど、クエルチョーラ2015は、全量をヒサトにオファーしてみようってことになったのだけど…どうかしら?」
「ひゃっほ~い!もちろん全部いただきま~す!」と即レス。もう全然美味しいですが、しばらく置いておいた方が絶対良いワインです。
右:パッシート2016(赤 甘口)
品種:アレアーティコ
(輸入元 ヴィナイオータ資料より)
天日干しのアレアーティコで造るワイン。2015ヴィンテージは、天日干しの具合を若干強めにしたらどうなるのか?という試みを行い、結果アルコール度数10%未満のワインが…。2016年は天日干しをしていた時期の湿度が高かったために、干し上がりにもやたら時間がかかった上に、(干し上がりの)タイミングがまちまちだったという事情と、より長いマセレーションを施してみたいというフランチェスカの希望もあり、干しブドウの取り込みを3回に分け、3段仕込み的に仕込むことに。(=1回目に取り込んだブドウを潰し、醗酵を促し、その醗酵中のモストに2回目に取り込んだブドウを足しさらに醗酵させ、そこに3回目に取り込んだブドウを加え…。こうすることで、1&2回目に取り込んだブドウに関しては通常よりも長いマセレーションをしたことに…。)
生産者:マッサヴェッキアMassa Vecchiaについて
ファブリッツィオ・ニコラーイによりトスカーナ州マッサ・マリッティマに創設された家族経営のワイナリー。土着品種であるヴェルメンティーノやサンジョヴェーゼ、アリカンテを中心に、土壌やブドウの特性をより自然な形でワインに表現することを目指している。1993年より有機農法へと転換し、一切化学肥料は一切使用していない。現在は家畜の飼育・その家畜に与える餌の生産・ワラや残根と家畜の糞尿から完熟堆肥の生産、これら全てを自分たちで捻出する循環型農法を実践。醸造は、野生酵母のみを使用し、木製の開放醗酵槽でマセレーションと醗酵を行い、ニ酸化硫黄の添加もごく少量に抑えるなど、温度管理や化学合成物による人為的なコントロールを極力行わない。近年ではフランス・アルザスのジェラール・シュレールの現当主ブリュノと親交を深め、栽培・醸造の両面で影響を受けあっている。
3月1日(金)~3月20日(水)
イル カヴァッリーノのワイン10%OFF!!
左:カ・ロンバルダ2016(赤)¥2,700+税→¥2,430+税
右:グランセルヴァ2015(白)¥2,400+税→¥2,160+税
自然環境と調和を図った農業への取り組みや人為的な関与を極限まで排しての醸造など、アンジョリーノのワイン哲学が垣間見える話を父リーノから初めて聞いた時、とて
も感動し、強い共感を覚えたサウロ。リーノの一家が所有していたブドウ畑を譲り受けたことでワイナリーとしての活動をスタートさせ、今現在はガンベッラーラと隣接する集落、モンテベッロヴィチェンティーノにある畑で白ワイン用のブドウを、ダニエーレ ポルティナーリのいるコッリ ベーリチで赤ワイン用のブドウを栽培している。2011年がファーストヴィンテージ、セラー建設の許可がなかなか下りないため、2015年まではアンジョリーノのセラーで醸造を行っていた。
畑とセラーでの仕事は、ボルドー液以外の一切の薬剤を使用せず、そのボルドー液の使用量も減らす試みをし、添加する酸化防止剤の量も極限まで少なくするか完全無添加でボトリング。2014年は、ガルガーネガ、ソーヴィニョン、ドゥレッラ、ピノグリージョで造るグランセルヴァ、厳選したガルガーネガで仕込むプリ(愛娘プリシッラの愛称)とメルローとカベルネ ソーヴィニョンのカ ロンバルダの3種類をリリース。
お気軽にお立ち寄りください。いつでもご試飲できます。
お店で販売しているワインについて、
こちらのページ【ヴィナイオータの自然農法イタリアワイン】も併せてご覧ください。
↓↓↓
https://www.kayano-life.co.jp/tokushu/wine.html
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